フリーランスは自己責任で業務を行い、生活に関する保障制度も選んでいかなければなりません。
万が一の事態に備えて保険に加入しておくことも、独立の際に真剣に考えるべきことです。
フリーランスが加入できる保険はたくさんありますので、必要に応じてえらびましょう。

たとえば、業務上の問題によって金銭トラブルが発生したケースに備える保険です。
IT関係やコンサルティング業務をしている人なら、クライアントの情報を漏えいさせてしまうリスクがあります。
物品を販売している人であれば、品物に瑕疵があり損害を与えてしまうこともあるでしょう。
こうした事態に備えるためには、損害賠償保険が有効でフリーランス向けの商品も各保険会社で提供しています。

さらに、所得補償制度への加入も可能です。
これは怪我をしたり病気になってしまったりして、働けなくなった時に本来得られるはずだった所得を保険としてもらえるという制度です。
こうした保険商品は、福利厚生サービスがセットになっていることが多いです。
具体的には、健康診断を1年に1回無料で受けられるといったサービスが付帯されます。

また、弁護士保険にも加入する方も多くいます。
顧客からの報酬未払いや契約上の問題が生じた場合に、弁護士費用を保険金として支払ってくれるという内容です。
事業者として弁護士に相談したり依頼をしたりすることも出てきますので、高額の弁護士費用を保険でカバーできるのは大きいです。

このようにいくつもの保険が存在しますので、自分のニーズと保険料のバランスを考えて加入したい保険を選びましょう。